座長
山形大学医学部附属病院
検査部 部長 病院教授 感染制御部 部長
森兼 啓太　先生

演者
国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科
保健医療学専攻看護学分野感染管理・感染看護学領域准教授
坂木 晴世 先生

演者
順天堂大学大学院医学研究科アトピー疾患研究センター
分子生物学研究室教授
高井 敏朗 先生

演題:『ホ活』やってますか？ 放置された手荒れが辿り着くゆくえ：刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎
－医療関連感染リスクとアレルギー経皮感作の視点を交えてー

*ホ活：保湿推進活動をキャッチ―に表現した造語

医療現場での業務遂行にあたり、「手荒れ」は医療従事者にとって常につきまとう厄介な問題です。
医療従事者の「手荒れ」は医療現場全体で取り組むべき課題と認識されている一方、疾患発生メカニズムの正確な理解と教育、対処の実践については、改善の余地があると考えられます。
本セミナーでは感染制御、看護学、アレルギー学の3名の専門家によって刺激性接触皮膚炎の発症、そこから起こる手指衛生遵守の低下、黄色ブドウ球菌による、アレルギー性接触皮膚炎の発症という手荒れ発生のループを学術的に解き明かし、医療現場における手荒れ予防の課題解決の一助となる改善策をお届けします。

【こんな方におすすめです！】
・手術室看護師
・感染管理認定看護師
・皮膚・排泄ケア認定看護師
・感染制御に関連する看護師全般