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在宅中心静脈栄養法
~自宅で感染を起こさせないために~(CVポート)

マニュアル/ハンドブック

ハンドブック

監修

すぎもと在宅医療クリニック
杉本 由佳 先生

在宅中心静脈栄養法を受けられるかたに

輸液で大量の栄養を入れるためには、濃度の高い輸液剤を使用するか、大量の輸液剤を入れるかのどちらかの方法を取らなくてはいけません。しかし、腕などの細く浅い血管から濃度の高い液や大量の液を入れたりすると、すぐに輸液剤が漏れてしまいます。そこで心臓に近く太い静脈の中に、細いカテーテルを入れたままで、持続的に輸液剤を入れるということが行われます。それを中心静脈栄養療法と言います。

心臓に近くて太い静脈血管内に輸液剤が入りますから、濃度の高い輸液剤であってもすぐに大量の血液で薄められ、血球や血管を傷つけることがありません。

この方法により多くの人の命が助かり、また数々の病気の治療法が進歩してきました。人が生きていくために必要な栄養素を入れるための大切なルートとなります。“命”につながるルートであるという認識を持ち、大切に、安全に管理していきましょう。

安全に行うために

家族のサポートがない場合には、在宅医師や、訪問看護師の協力を得ることで、より安全に不安なく、管理を行うことができます。

介護保険制度などを利用することで、福祉用具(サイドテーブルなど)レンタルや、専門職のサポートを自宅でも受けることが可能です。輸液のルート交換や緊急時の対応、入浴のお手伝いなど、慣れるまでお願いすることも可能です。

病院の地域連携室や近くの訪問看護ステーション、地域包括支援センター、ケアマネジメントセンターなどに相談してみましょう。

CVポートを用いた在宅中心静脈栄養法
~ 自宅で感染を起こさせないために ~

CVポートとは?

CVポートの自宅での管理手順

環境を整える
準備物について
穿刺針や輸液ルートの取り扱い
穿刺と輸液の開始
CVポートの固定方法
輸液製剤の交換方法
抜針の方法

感染を起こさせないために

在宅中心静脈栄養法Q&A

Q1. 輸液ポンプのアラームがなったらどうすればいいですか?
Q2. CVポート周辺の皮膚が腫れてきたらどうすればよいですか?
Q3. CVポート周辺の皮膚が赤く腫れ痛みが出てきたらどうすればよいですか?
Q4. ポート周辺の皮膚のかゆみが強い場合、どのように対処すれば良いですか?
Q5. 抜針時、生理食塩液でフラッシュして抜くようにと、病院で言われましたが、ヘパリン加生理食塩液を使用したほうが良いのでしょうか?
Q6. 脂肪乳剤の入れ方を教えてください。

その他の患者向け冊子:
CVポートで化学療法をされる方向け「CVポートとのこれから ~栄養管理と化学療法~」
CVポートで乳がん治療をされる方向け「CVポートとのこれから ~ 乳がんの治療を受けられる方へ ~」

CVポートの製品情報はこちら

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