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Case report

Novellus Vol.52
循環器専門病院での心臓POCUS
~タブレット型超音波の使用経験から~

血管系

超音波

Novellus-医師のベストプラクティス-

著者

泉 佑樹 先生
公益財団法人 榊原記念財団 附属 榊原記念病院
循環器内科 医長

関 俊樹 先生
公益財団法人 榊原記念財団 附属 榊原記念病院
循環器内科 医員

山崎 智永実 先生
公益財団法人 榊原記念財団 附属 榊原記念病院
循環器内科 専修医

畠山 翔翼 先生
公益財団法人 榊原記念財団 附属 榊原記念病院
循環器内科 専修医

樋口 亮介 先生
公益財団法人 榊原記念財団 附属 榊原記念病院
循環器内科 医長・CCU室長

救急の現場で心疾患の原因を検索する際に、心エコー図検査は迅速な方針決定に役立つ。ベッドサイドで診療の一環として行う超音波検査はPoint-of-care ultrasonography(POCUS)と称され、総合診療領域でのスクリーニング検査として行われる。

心臓POCUS の代表としては限られた断面で定性的な評価を行う focused cardiac ultrasound(FoCUS)があり、非専門科でもルーチンに行えるプロトコルとして、ガイドラインや講習会などにより普及がなされており、さらに近年のタブレット型超音波は適切な断面を出すためにプローブの操作方法をガイドし、解剖を画面に自動的に表示する機能を備えているため、初学者の検査の質を向上させると考えられる。

施設紹介

公益財団法人 榊原記念財団 附属 榊原記念病院は、1977年の開設以来、循環器医療の専門施設として国際的に認知された水準の医療と臨床研究を提供している。2003 年に府中市に移転して以降、320 床を有した地域医療支援病院として一次・二次救急医療に対応している。2006 年に地域医療支援病院に認定され、2010 年には急性大動脈スーパーネットワークを構築主導し稼働を開始、2011 年にハイブリッド手術室を設置し、2019 年にはモービルCCU の運用を開始した。これにより、高度な医療技術と迅速な対応を組み合わせた患者ケアを実現している。

はじめに

心臓POCUSで必要な描出画像とCWについて

当院での心臓POCUSの現状

心臓POCUSで必要な描出画像

CWドプラによる血行動態評価

救急外来・モービルCCUにおける心臓POCUS

モービルCCUの導入

急性心不全の評価

CWドプラ機能を用いた肺高血圧や弁膜症の評価

循環器病等での心臓POCUSとタブレット型超音波の活用について

循環器病棟での心臓POCUS

心臓POCUS以外での活用

心臓POCUSが支えるCCU診療

CCUで求められるエコー

初学者が活用できる機能

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