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Case report

fORum Vol.09
皮膚科医が語る手術室の見えないリスクとその対策

手術用手袋

手袋

感染対策

fORum-手術室向け-

著者

埼玉県済生会川口総合病院
皮膚科 主任部長
高山 かおる 先生

日々の使命感が、知らず知らずのうちに皮膚を傷つけていませんか?

手術室での頻繁な手洗いや消毒は、感染予防の要である一方で、皮膚バリアを破壊し、職業性皮膚疾患(ICD・ACD)を引き起こすリスクを高めます。

「手袋をつけると赤みやかゆみが続いている」
「手荒れがひどいけど、相談しづらい」
「感染リスクになるって本当?」
「労災申請ってできるの?」

このような悩みを抱える医療従事者の方に向けて、皮膚科医の知見と現場の声をもとに、医療従事者の手荒れと感染リスクの関係、早期対処の重要性、そして組織的なケア体制の構築について詳しく解説しています。

こんな方におすすめ

✓手術室勤務で手荒れに悩んでいる看護師・医師・管理者

✓感染管理認定看護師(ICN)

✓感染対策とスキンケアの両立に課題を感じている医療従事者

✓職業性皮膚疾患(ICD・ACD)の予防と早期対応を知りたい方

ICDはACDの入り口:早期対処がQOLを守る鍵

・手洗い・消毒・手袋装着が皮膚バリアを破壊

・黄色ブドウ球菌の定着による炎症悪化と交差感染の可能性:黄色ブドウ球菌の定着 → 炎症悪化 → 感染拡大のリスク

・ICD(刺激性接触皮膚炎)とACD(アレルギー性接触皮膚炎)の違い

医療従事者の使命感が皮膚を壊す?
「我慢」が招く皮膚疾患の増悪

・「使命感」と「我慢」が症状を悪化させる

・ICD(刺激性接触皮膚炎)の段階で早期対処することが、ACD(アレルギー性接触皮膚炎)の予防とQOL維持につながる

こんな症状が見られる場合は、早めの対処を

・皮膚バリア機能低下の初期症状リスト

見逃される皮膚のSOS:医療現場に必要な視点の転換
~“荒れた手”の感染が、手荒れを増悪させる!?~

・“荒れた手”が感染リスクを高める悪循環

・洗うだけでなく「荒れさせない」意識改革が必要

・スキンケアは個人任せではなく、組織的な取り組みへ

「医療従事者の手荒れは労災対象」という認識を:早期受診のすすめ

・職業性皮膚疾患の認識不足

・労災申請の制度的・組織的な課題

・スタッフの心理的ハードルと受診の遅れ

「手荒れ対策」は医療の質を守る第一歩
組織と現場の対話から始めよう

・【資料ダウンロード】改善度合いのチェックリスト

質疑応答

・刺激性接触皮膚炎(ICD)とアレルギー性接触皮膚炎(ACD)の割合はどのくらいなのでしょうか?

・医療従事者が、手術用手袋の加硫促進剤によってⅣ型アレルギーを引き起こす割合はどのくらいなのでしょうか?

・医療従事者が使用するスキンケア製品について、適切な選択をするために必要な視点とは、どのようなものでしょうか?

・保湿剤の選択において、皮膚の状態や勤務環境(例:長時間手術など)をどう考慮すべきか、推奨される工夫や使い分けがあれば教えてください。

・手術室のような特殊な環境下では、なかなか保湿ケアの時間を確保することが困難です。手術室看護師がスキンケアを継続するために、現実的な選択肢や製品の条件などがあれば教えてください。

・接触皮膚炎について、自己判断ではなく皮膚科医の診断を受けることにはどのような意義があるのでしょうか?

・医療従事者自身が日常的にできる手荒れの予防対策について、特に基本として押さえておくべき項目は何でしょう?

・若手職員への教育や、職場内のスキンケアに対する意識づけにおいて、有効なアプローチがあれば教えてください。

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