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最も安全な選択肢:天然ゴム(ラテックス)の使用を回避する

手術用手袋「お役立ち資料」

ラテックスアレルギー

合成ゴム製手袋の使用により、
患者と医療従事者を天然ゴム(ラテックス)の感作から安全に保ちます

 医療の現場では、個人用防護具(PPE)の適切な使用が、医療従事者と患者の両方の交差感染を防止する上で重要な要素です。医療用手袋は、PPEのなかで最も一般的に使用されるアイテムであり、最も重要な感染防止製品の1つです。手袋は、医療従事者の血液由来病原体への職業性曝露のリスクを軽減し、医療提供者と患者の両方の感染のリスクを軽減するのに役立ちます。

 医療の現場で日常的に使用される手袋の多くは天然ゴム(ラテックス)で作られているため、天然ゴム(ラテックス)タンパク質への繰り返しの曝露は、接触性皮膚炎やラテックスアレルギーなどを発症するリスクを高めます。
より安全な方法は、天然ゴム(ラテックス)を原材料として使用していない、合成ゴム製の手袋を使用することです。

天然ゴム(ラテックス)製手袋の歴史

 ウィリアム・ハルステッド博士は、1890年代後半にゴム手袋の使用を広め、手に存在する細菌から患者を保護し、手術室で使用されている強力で刺激のある消毒液から医療従事者を保護しました。
 これらの第1世代の手袋は厚く、再利用可能で、煮沸消毒されていました。
 使い捨ての天然ゴム(ラテックス)手袋は1950年代後半に導入され、毎日の手袋の再加工、修理、滅菌の必要性がなくなりました。
 未滅菌検査用手袋は、日常の患者のケア中に使用される標準予防策の1つであり、通常は天然ゴム(ラテックス)、ニトリル、ビニール、またはポリクロロプレンでできています。
 滅菌済の手術用手袋は通常、天然ゴム(ラテックス)、合成ポリイソプレン、または合成ネオプレンから作られる、手術中の標準的な防護具の一部です。

天然ゴム(ラテックス)から合成ゴムへ

 ラテックスアレルギーは、重大な医学的関心事です。それは患者だけでなく医療従事者にも影響を及ぼします。
 医療従事者の8%から12%は天然ゴム(ラテックス)過敏症であると推定されています。天然ゴム(ラテックス)製手袋や、天然ゴム(ラテックス)を含んだその他の製品にさらされた医療従事者は、アレルギー反応を起こす可能性があります。
 現在のところ、治療法やワクチンはないため、予防のみがラテックスアレルギーに対する安全対策であるといえます。
 予防の目的は2つあります。天然ゴム(ラテックス)に過敏な人の反応を防ぐことと、感作されていない人の初期感作を防ぐことです。現時点で効果的な予防戦略は、天然ゴム(ラテックス)を回避することです。

 天然ゴム(ラテックス)にアレルギーのある医療従事者や患者は、天然ゴム(ラテックス)製の手袋を使用してはなりません。
 しかし、他の多くの人は天然ゴム(ラテックス)に対する感受性に気づいていません。
 多くの医療施設では、患者ケア領域と手術室における天然ゴム(ラテックス)製品の使用を削減または排除することにより、患者と医療従事者の両方に対するリスクを最小限に抑えようとしています。
 合成ゴム製手袋は、既知の天然ゴム(ラテックス)過敏症の人に代替製品を提供し、まだ過敏症でない人の、過敏症を発症するリスクを軽減します。
 今こそ、天然ゴム(ラテックス)から一歩踏み出して、合成ゴム製に移行する時なのです。

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