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手術室の安全性の向上と合成ゴム製手術用手袋の役割

手術用手袋「お役立ち資料」

ラテックスアレルギー

発行

グローバル・ビジネス・メディア

執筆者

マイケル・A・ジェームス博士

前書き

 ラテックス製手術用医療機器に繰り返し接触する医療従事者や患者は、ラテックスアレルギーを発症するリスクが高い。手術用手袋や検査用手袋のノンラテックスの代替製品は、より機能的で快適なものとなり、広く受け入れられてきている。ポリイソプレンやネオプレンなどの合成素材は、ラテックスアレルギーの罹患率、死亡率、コストにつながるラテックスへの曝露を排除しながら、触覚の感度と手先の器用さを十分に保つことができる。ラテックスアレルギーのリスクに対する認識の向上と、その予防のためのベストプラクティスに関する教育が引き続き必要である。
 手術室からラテックス製手術用手袋を完全に撤去することは一般的になりつつあり、手術室でのラテックス感作およびアレルギーを予防する最も効果的な方法として認識されている。ラテックスフリーの合成ゴム製手術用手袋は、初期投資が高いにもかかわらず、長期的な費用対効果を高めることができる。このようなコスト削減は、ラテックスアレルギーに関連する検査、治療、予防プロトコル、障害、訴訟の削減からもたらされる。合成ゴム製手術用手袋はまた、従来のラテックスフリー手術用手袋と比較して、保護、触覚感度、操作性、快適性を向上させることができる。
 手術用手袋のベストプラクティスに関するガイドラインでは、ラテックスフリー手術用手袋の普遍的な使用を推奨している。手袋の素材に関係なく、血液媒介病原体への曝露につながる手袋の穿孔や皮膚の汚染を防止するために、二重手袋を推奨する。また、二重手袋は触覚感度を低下させないことが示されている。手術部位感染の予防には、定期的な手袋交換が推奨される。最新の合成ゴム製手袋を導入し、これらのベストプラクティスを遵守することで、手術室での感染やラテックスアレルギーを予防し、不必要であり回避可能な職業性疾患や、院内感染による負担やコストを削減できる可能性がある。

手術室環境におけるラテックスアレルギー

  • 医療従事者におけるラテックスアレルギーのリスク
  • ノンラテックス代替製品の安全性上の利点
  • ラテックスアレルギーの認識

合成ゴム製手術用手袋使用の長期的な費用対効果

  • 医療従事者におけるラテックス過敏症のコスト
  • 患者における院内獲得ラテックス過敏症のコスト
  • ラテックスフリー合成ゴム製手術用手袋への切り替えの、短期的および長期的な経済性
  • ラテックスに代わる安全かつ経済的な選択肢

ラテックス製手術用手袋から合成ゴム製手術用手袋への切り替え事例

  • 合成ゴム製手術用手袋の改良された特性
  • 手術室の安全性を高めるポリイソプレン製手術用手袋

手術用手袋に関する臨床ベストプラクティスのガイドラインおよび推奨事項

  • ラテックスアレルギー回避のためのガイドライン
  • 鋭利物損傷防止
  • 手術部位感染の予防

関連情報

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