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Case report

Chorusline Vol.53
当院における教育体制

血管系

PICC

Chorusline-ナースのベストプラクティス-

著者

九州大学病院
看護部 看護部長
濱田 正美 先生

看護部 副看護部長 教育担当
渡邉 則子 先生

看護部 副看護部長 総務担当
平岩 ひろみ 先生

看護部 副看護部長 質・経営担当
安永 幸枝 先生

看護部 副看護部長 業務担当
山下 春江 先生

看護部 副看護部長 医療安全担当
堀 智恵 先生

看護部 看護師長 感染管理担当
感染管理認定看護師
小林 里沙 先生

九州大学病院における看護職員教育体制

九州大学病院は特定機能病院として、高度先進医療を推進・実施することで地域における「最後の砦」としての期待と信頼を担っています。
平成28年11月には、病院看護部と九州大学医学部保健学科看護学分野が連携・協働し、九州大学病院内部組織として「看護キャリアセンター」を開設しました。
看護キャリアセンターでの教育体制の整備には、平成21年度から5年間文部科学省大学改革推進事業として行った「看護実践力ブロッサム開花プロジェクト」を、平成26年度から病院事業として「看護実践力ブロッサム開花継続プロジェクト」としたこと、看護部キャリアパスに基づいて構築された看護職員教育研修プログラムを中心とした「看護職員院内教育」の再考、外部研修生の受け入れや交流研修を中心とした「他施設との交流 教育研修」の推進の3つが柱となっています。

看護実践能力向上を目指した教育

異動による経験学習の機会と人材育成

看護の質向上に向けた教育体制

療養環境・職場環境の調整を通じての人材育成

報告文化を育てる取り組み

クリニカルラダーレベルに沿った教育プログラムと人材育成

1.クリニカルラダーレベルに沿った教育プログラム

九州大学病院では、高度な看護実践力と専門役割を段階的に習得するため、クリニカルラダーレベルを    活用し、キャリアパスへ繋げています。

2.新人看護職員の教育プログラム

 年間5つの感染対策に関する研修が計画されており、入職初日からのオリエンテーションから始まり、    安全・確実なケアがチームメンバ ーの一員として指導のもと実施できるようエビデンスを踏まえた
  知識の習得と演習を取り入れた実践レベルでの研修を行っています。

3.院内認定看護師育成プログラム

感染対策である「標準予防策・感染経路別予防策」から始まり、微生物学、 デバイス関連感染(BSI・    UTI・SSI・VAP等)、サーベイラン ス、リーダーシップをテーマに10回/年の研修を経て、試験に
  合格した者が認定されます。
  さらに、更新制度を設けており、過去3年間において研修実績および研究業績等があることを条件とし、質の担保を行っています。

4.今後の展望

大学病院は地域の中核病院として、地域への支援や教育を担う役割があります。
  そのため、地域連携を視野に入れた院内認定看護師育成プログラムの再構築を進めています。

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