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Case report

Chorusline Vol.51
感染管理分野の特定看護師がPICCに携わる意義

血管系

PICC

Chorusline-ナースのベストプラクティス-

著者

藤枝市立総合病院
医療安全・感染管理センター 感染管理室係長
戸塚 美愛子 先生

PICCを留置したはいいものの、詰まってしまった。感染してしまった。等管理⾯でお困りごとが発⽣することはありませんでしょうか︖
今回、感染管理特定認定看護師としてPICCの留置から抜去まで関与されている⼾塚様に、PICC導⼊から定着するまでの道のりを、特に管理⾯にFocusして執筆いただきました。
元々感染管理認定看護師として従事されておりましたので、院内マニュアルは常⽇頃から作成しており、PICC導⼊時もそこから始まりました。PICC挿⼊時/PICC挿⼊中/PICC抜去時の院内マニュアル/看護⼿順、そこからさらに、患者サイドに持参し⾒ながらケアできる資料や在宅での管理⽅法の資料等様々な資料を作成し、標準化を図りました。
さらにもう⼀歩踏み込み、実際のPICC管理の現場に赴き、院内マニュアルに即した⼿順を実際にやってみせて指導されておられます。 ここまで⾏うことで管理レベルと実践レベルの両⽅の向上に寄与し、スムーズなPICC定着を推し進めました。 院内で使⽤している資料をいくつか抜粋していただいておりますので、院内マニュアル作成に参考にしていただければ幸甚です。

はじめに

施設紹介

血管内留置カテーテルに関する特定行為研修前の院内での活動

特定行為研修でPICCを選択した経緯

導入から定着するまでの取り組み

現在の活動

感染症例の事例検討

異なる静脈路確保の提案

院内でのPICCの普及

大切にしていること

今後の展望

関連情報

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