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第40回 日本栄養治療学会学術集会 学術セミナーレポート
栄養治療における半固形栄養の 現状と今後の展望
開催日:2025年2月14日(金)
会場:パシフィコ横浜
Introduction
2040年まで続く後期高齢者の人口増加に伴い、フレイル(虚弱高齢者)人口が増加し、中核疾患としてサルコペニアが問題となっている。その背景には、高齢者は潜在的にフレイル状態であったり、急性イベントを発症したりすることで慢性的な食欲低下状態に陥ることがあり、これに対するアウトカム向上のためには、的確なタイミングでの患者に適した経腸栄養管理の選択が非常に重要となる。経口摂取に代わる栄養管理の第一選択としては、種々のガイドラインにおいて経腸栄養が強く推奨されており、経腸栄養管理では今後も経鼻胃管での栄養管理の増加が推測されている。
今回のセミナーでは、超高齢社会における経腸栄養の現状を整理するとともに、臨床における半固形栄養管理の有用性と課題、さらに半固形栄養と新しい経腸栄養ポンプを用いたNutrition DX導入の臨床例が示された。
水野英彰先生による、経腸栄養管理の豊富な臨床経験とエビデンスに基づいた解説や問題提起は、より質の高い経腸栄養管理の実践と人手不足が深刻化する医療現場の業務効率改善を両立させうる、新たな可能性を示すものとなった。
多種多様な経腸栄養製品と基本投与手技
液体栄養管理の現状と問題点
液体栄養管理に伴う合併症
液体栄養管理の問題点を回避できる半固形栄養
デバイス加圧法から自然落下注入法まで投与手技の変遷
粘度可変型流動食の登場と今後の課題
半固形栄養と新型経腸栄養ポンプによるNutrition DX
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