Column お役立ち情報


カーディナルヘルスは医療従事者の方々に対して 手指衛生遵守に伴う『手荒れ』を予防することの大切さとその対策について意識を高めていただけるよう 、10月10日を医療従事者のための10(て)1(あ)0(れ)予防の日 として制定しました。
手荒れ対策を実施している施設はおよそ5割
カーディナルヘルス株式会社が手術室に勤務する看護師に実施した調査によると、およそ9割の施設で手指衛生遵守率の向上に向けた取り組みを実施している一方で、手荒れ対策を実施していると回答した施設はおよそ5割にとどまっていました。
その手荒れ、放っておいていませんか?
手指衛生遵守率向上のために実施する頻回の手洗いやアルコール性手指消毒剤の使用、感染症を予防するための長時間にわたる手術用手袋の着用は、手の痛みや不快感をともなう手荒れの原因となり、手荒れに悩む医療従事者は少なくありません。

手荒れの原因と適切な対策ご存じですか?
①刺激性接触皮膚炎:職業性皮膚疾患の約80%
【原因・症状】
🔲1日2時間以上の手袋の着用
🔲頻回な手洗い
🔲アルコール性手指消毒剤の頻回使用
🔲皮膚に刺激物が触れると発疹が生じる
🔲痒みのある皮膚炎
【対策】
・保湿剤やバリアクリームの定期的塗布による皮膚のバリア機能の維持
・早期の手当てによって症状を軽減・治癒できる
・保湿コーティング手袋の使用(手術中に保湿が可能)
弊社では手袋内側に保湿エモリエントコーティング(グリセリン/グルコノラクトン/プロビタミンB5)を施したラインナップをご用意しております。
皮膚治療用製剤でコーテイングされた手術用手袋の臨床自己評価試験


手荒れのほとんどは刺激性接触皮膚炎です。
軽症のうちに正しい対処(保湿)を行うことが必要です。
また、発症していなくとも、予防の意味で保湿を意識することはとても重要です。
②アレルギー性接触皮膚炎(Ⅳ型アレルギー):職業性皮膚疾患の約20%
【原因・症状】
🔲ゴム手袋に含まれる加硫促進剤が原因
🔲突然発症
🔲典型的な症状は1〜3mmの痒みを伴う小水疱
🔲最初は休暇中には完治
🔲慢性化してくると、1週間の休暇をとっても完治しない
🔲パッチテストにてアレルゲンが特定されることが特徴
③ラテックスアレルギー:医療従事者の約9.7%
【原因・症状】
🔲手袋を装着した手の膨疹や腫脹
🔲痒みのある発赤
🔲曝露から数分後に誘発、手袋を脱着すると速やかに消える
🔲慢性化すると痒みのあるアレルギー性接触皮膚炎に似る
🔲全身性蕁麻疹、呼吸困難、喘息にまで拡大することも
【対策】
・ラテックスを含まない合成ゴムの手術用手袋の使用

具体的な保湿方法のご提案

ご家庭で・・
石鹸を使った手洗いはなるべく控える
⇒保湿剤含有のアルコール手指消毒剤

ハンドクリームはたっぷりと塗る
ご家庭でハンドクリームを使用する場合は、
人さし指の第一関節まで、1FTU (fingertip unit)を
たっぷり塗布しましょう
ケースレポート・手荒れ対策
※画像をクリックすると資料をダウンロードいただけます。
よくあるご質問
Q:ニューセラとは何ですか。
▶ 詳細はこちら
Q:プロテキシス手術用手袋は種類がたくさんありますが、どれを選んだらいいでしょうか。
▶ 詳細はこちら
Q:手術用手袋は二重にしたほうがいいのですか。
▶ 詳細はこちら
Q:製品はどこで購入できますか?
製品に関するお問い合わせ・
ご相談は、お気軽にどうぞ。
お電話でのお問い合わせはこちら
9:00-17:30
(土日祝日除く)
購入・見積・サンプルの
お問い合わせはこちら