Case report ケースレポート
Kangaroo News Vol.37
「見える確認」が、現場の安全と安心を支える
MET 光ガイドカテーテルシステムの開発のきっかけと、めざすもの
本レポートでは、胃管留置における先端位置確認の課題に対し、「聞こえた」から「見えた」への転換をめざしたMET 光ガイドカテーテルシステムの開発背景と、自治医科大学附属病院救命救急センターでの使用経験を紹介しています。
聴診法による気泡音の確認は日常的に行われていますが、「見えない・共有できない・記録できない」という課題があります。
あわせて、チューブ先端の位置を体外から視覚的に確認し、静止画・動画として記録できる仕組みや、聴診法とX線撮影の「あいだ」を埋める確認補助手段としての運用、約100例の検証結果、症例から見えた使用感を整理しています。
経腸栄養、胃管留置、栄養チューブ確認、医療安全に関わる医療従事者が、現場での確認行為の質を見直すための実践知として活用できます。
【このようなお悩みはありませんか?】
- 胃管先端位置確認において、聴診法だけでは不安を感じることはありませんか?
- 「聞こえた」という確認を、他のスタッフと共有・記録できないことに課題を感じていませんか?
- X線撮影を毎回・任意のタイミングで行うことが難しい場面はありませんか?
- 経管栄養や経口投薬の前に、複数の方法で挿入確認を行いたいと考えていませんか?
- 胃管が適切な位置にない可能性に、より早く気づくための確認補助手段を探していませんか?
目次
「見える確認」が、現場の安全と安心を支える
MET 光ガイドカテーテルシステムの開発のきっかけと、めざすもの
栄養チューブ先端確認における「見えない・共有できない・記録できない」課題に対し、MET 光ガイドカテーテルシステムがめざす「見える化」と医療安全への貢献、開発のきっかけ、確認を共有・記録する意義を紹介します。
気をつけていた、だけでは守れない医療安全
判断を属人化させないための「見える化」
日常的に行われている「確認」の、見えにくい落とし穴
「聞こえた」は、共有も記録もできない
「確かに確認した」という言葉を、守れなかった経験から
一人で判断しない確認法へ ── MET 光ガイドカテーテルシステム
誰とでも、その場で、一緒に確認できることの大切さ
その場だけで終わらせない確認──記録が残るという安心
誰が使っても同じ確認ができるための技術設計
「決定的瞬間」と「確認の過程」を同時に残すために
確認行為そのものの質を変えるという選択
MET 光ガイドカテーテルシステムの使用経験と今後の展望
―「聴診」と「X線」のあいだを埋める、新たな確認手段として―
胃管先端確認における聴診法とX線撮影のあいだの課題をふまえ、MET 光ガイドカテーテルシステムの使用経験、有効性、現場での運用方法、実践的Tips、X線撮影が困難な場面での活用可能性、今後の展望を紹介します。
確認手段の「あいだ」にある空白
自治医科大学附属病院における胃管先端確認の運用方法
確認手順が増えることは「後退」なのか
検証結果から見えた本システムの有効性と注目点
症例から見えてきた実際の使用感
留置確認を助けるための実践的 Tips 使用環境の工夫
今後の展望
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