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「経鼻栄養チューブ × 高粘度栄養剤」という新しい選択肢のご提案

その他にこんな機能もあります。

●フィード&フラッシュ機能
・専用のポンプセットを使用することで水分投与/フラッシュを自動化。
閉塞予防としてもお役立ち。

●簡単操作・簡単お手入れ
・日本語対応/カラー表示
・取り扱いが簡単なカセット式
・流水でのお手入れが可能

販売名 カンガルー OMNI ポンプ
医療機器承認番号30500BZX00190000
一般的名称 経腸栄養用輸液ポンプ

本記事で示す高粘度栄養剤とは、国際嚥下食基準化(IDDSI)フレームワークにおける、レベル2~4の栄養剤/ミキサー食を指します。

*:末廣 篤 先生(頭頸部がん患者の栄養管理におけるInnovation高粘度対応ポンプがもたらす新しい選択肢)第41回日本栄養治療学会学術集会学術セミナー13Nutrition meets Innovationー 令和の経腸栄養 ー(2026年2月14日、パシフィコ横浜)弊社セミナーレポートより引用

製品情報:Kangaroo™ カンガルー OMNI ポンプ(経腸栄養ポンプ)

関連情報:病院から在宅まで、日々のニーズに寄り添う経腸栄養ポンプKangaroo™ カンガルー OMNI ポンプ

第41回日本栄養治療学会学術集会(JSPEN2026)
学術セミナー内容のご紹介

セミナー動画をご覧いただけます。

●頭頸部がん治療と栄養管理

京都大学医学部附属病院では、頭頸部がん患者の約30%が初診時から低栄養であり、治療に伴う高侵襲手術や化学放射線療法がおこなわれ、術後の摂食・嚥下障害やエネルギー消費増大により低栄養が悪化しやすい。そのため、1~2か月に及ぶ長期の経腸栄養が必要となることが多い。
経腸栄養は主に経鼻胃管で投与されるが、消化管トラブルや嚥下障害の悪化、出血などの合併症が懸念される。中でも下痢と胃食道逆流が大きな問題であり、当院ではその対策の1つとして高粘度対応の経腸栄養ポンプを活用している。

●高粘度対応経腸栄養ポンプの使用による合併症低減

当院で使用している高粘度対応の経腸栄養ポンプは、独自のローター機構により、半固形栄養剤の送液が可能である(図1)。当院において、4例に対し半固形栄養剤を経鼻胃管より投与した結果、グラフに示す通り、3例で2日以内に下痢の改善を認めた。

図1:独自ローター機構を有する高粘度対応の経腸栄養ポンプ

●粘度可変型流動食と半固形栄養剤

当院では粘度可変型流動食も使用しているが、半固形栄養剤がポンプ投与可能となったことにより、粘度可変型流動食と比較した半固形栄養剤のメリットが、明らかになった。(表1)

表1:半固形栄養剤と粘度可変型流動食のメリット・デメリット

●高粘度対応経腸栄養ポンプの運用

運用面でも、粘度可変型流動食では、必要カロリー量を投与するために2パックを要することが多く、その場合、途中でつなぎ替えが必要となる。
一方、半固形栄養剤は2パック分をバッグ付きポンプセットにまとめて注入できるため、バッグ交換作業が不要となり、看護師の業務負担軽減につながる。
加えて、経腸栄養ポンプの直感的な操作性により、さらなる労務軽減が期待できる。

頭頚部外科における合併症対策のフロー

●まとめ

経鼻胃管を多用する診療領域では、下痢や胃食道逆流などの消化管トラブルの予防が重要である。
高粘度対応の経腸栄養ポンプは、急性期から在宅医療まで幅広く使用でき、胃切除後症例やPPIの中止が困難で粘度可変型流動食が使いにくい患者においても、消化管トラブルを抑制できる可能性がある。さらに、半固形栄養剤は短時間投与が可能で、患者のリハビリや生活時間の確保に寄与すると期待される。
これらを踏まえると、高粘度対応の経腸栄養ポンプは半固形栄養剤普及を促進する、栄養管理における重要なイノベーションである。

セミナーアーカイブ動画

本セミナーでは、水野 英彰 先生より、半固形栄養剤の現状と課題に加え、イノベーションをもたらし得る高粘度対応の経腸栄養ポンプの臨床使用経験とその有用性についてご紹介いただいた。また、末廣 篤 先生より、頭頸部がん治療における栄養管理の重要性、および高粘度対応の経腸栄養ポンプがもたらす新たな経腸栄養の選択肢についてご解説いただいた。

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