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カンガルーセルジンガーPEGキット 胃瘻造設術(0:06:36)

消化器系

経腸栄養

胃ろう

手技動画

監修:高橋 美香子 先生 鶴岡協立病院

術前準備

  • 局所麻酔薬を口腔内に塗布し、内視鏡スコープを左側臥位から挿入します。
  • 送気により胃内を十分に膨張させた後、仰臥位へと体位変換します。

穿刺部位の決定

  • 指サインにて穿刺部位を確認します。
  • 胃内部からの透過光を確認し、造設部位を決定します。
  • 造設部位を中心に十分に消毒し、ドレープをかけます。

局所麻酔・試験穿刺

  • 造設部位周辺に局所麻酔を行い、その後試験穿刺を行います。
  • 試験穿刺は陰圧をかけながら行い、空気が引けたところで針先が胃内にあることを確認します。
  • 試験穿刺針の目盛りで胃壁・腹壁の厚さを測定します。

胃壁腹壁固定・皮膚切開・皮膚/皮下組織の剥離

  • 腹壁の厚さ+1cmのボタンを選択します。
  • カンガルーボタンを組み立てて蒸留水に浸し、潤滑コートを活性化させます。
  • 胃壁固定具にて胃壁服壁の固定を行います。胃壁固定は最低でも2点でしっかり行います。
  • スカルペルで、10mmの一文字切開プラス5mmのT字切開を行います。
  • ペアンで切開部の皮下組織を筋膜層まで拡張します。

【注意点】

穿刺針をモニターで確認しながら胃内に穿刺します。この時に胃後壁を刺さないように注意します。

本穿刺・ダイレータによる瘻孔拡張

  • ガイドワイヤを約20cm挿入します。(胃後壁を突かないように注意します。)
  • あらかじめダイレータのテーパー部分を蒸留水で濡らし、潤滑コートを活性化させます。
  • ガイドワイヤに沿って、ダイレータを穿刺部位に押し込みます。
  • 内視鏡画像で胃内に8mmの目盛が確認できるまでダイレータを押し込み、瘻孔を拡張します。

カンガルーボタンの挿入と固定

  • ガイドワイヤに沿ってカンガルーボタンを胃内に挿入します。
  • エクステンダーのロックを外し、グリップスターを取り除きます。
  • エクステンダーとガイドワイヤを一緒に抜去します。
  • ボタンの回転および上下動を確認し、正常に留置されていることを確認します。

圧迫固定

  • 必要に応じて切れ込みガーゼを皮膚面と体外固定具の間にクッションとして挟みます。
  • 内視鏡を抜去して終了します。

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