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Kangaroo セルジンガーPEGキット 使用手順動画(0:09:04)

消化器系

胃ろう

手技動画

監修 カーディナルヘルス株式会社

刺入点の選定~ボタンサイズの選択

キット内容確認(0:20〜)

  • 外箱を開けると上にSTEP1造設準備キット(左)、その下にSTEP2造設ボタンキット(右)が入っています。まずはSTEP1造設準備キットを開封します。

内視鏡挿入と観察(0:55〜)

  • まず患者を仰臥位にし、内視鏡を胃内に挿入します。
  • 内視鏡挿入時は側臥位で挿入します。その後に仰臥位にし、穿刺部位を選定します。
  • 送気して胃を膨らませ、腹部触診して胃壁が隆起するのを内視鏡で観察します。
  • 十二指腸、横行結腸が穿刺部位にかかっていないかを注意します。
  • 室内を暗くし、腹壁を通して内視鏡からの透光が、はっきりしている部位が刺入点の目安となります。
  • その際に、その他消化管が穿刺部位にかかっていないか十分観察をします。

胃腹壁厚さの測定~穿刺部の局所麻酔(1:41〜)

  • 刺入点を中心に周囲を十分に消毒し、刺入点がドレープの穴の中央に位置するようにドレープを掛けます。
  • 注射針付注射筒(18G付きシリンジ)に麻酔薬を封入します。
  • 注射筒の注射針を目盛付注射針に付け変え、刺入点付近に局所麻酔と試験穿刺を行います。
  • 皮膚から胃内腔までの厚さを内視鏡で目盛付注射針の目盛り、もしくは針先を目視で刺入点部の目盛りを確認し、皮膚から胃内腔までの厚さを確認します。

ボタンサイズの選択(2:24〜)

  • 針には1cm単位でマークしてあります。
  • 測定した胃壁腹壁の厚さを参考に適切なサイズの造設ボタンを選定します。
  • 試験穿刺の際、本穿刺にあたり、穿刺針にて穿刺方向を確認します。

胃壁固定(2:50〜)

  • 市販の胃壁固定具の添付文書に従い、刺入点を中心に経皮的胃壁固定術を行います。
  • ループ導入針をラインの片端に穿刺します。
  • この時、ループ導入針のアダプタの青マークをラインの内側に向け、ラインの内側に針の内腔が向くように穿刺します。
  • この時、ガイドワイヤは胃内に残すようにします。
  • 内腔の向きは、ループの出る方向を指定するためです。内視鏡で胃内に問題なく穿刺されたことを確認後、把持部を押しこみ、胃内にループを広げます。
  • 胃内に針先が出てこない場合は穿刺補助具の使用を中止し、穿刺補助具を使用しない胃壁腹壁固定を行います。
  • 内針を抜去した縫合糸導入針をマーキングしたラインのもう一端にループ導入針と同じ目盛位置まで穿刺します。
  • 内視鏡で胃内に穿刺され、縫合糸導入針の直下にループが広がっていることを確認後、縫合糸導入針から縫合糸を挿入してループを通過させます。
  • 内視鏡下で縫合糸を確実にループに通過させ、ループが把持するのに十分な長さの縫合糸を挿入します。
  • ループ導入針の把持部を引き上げ、縫合糸を把持します。
  • これにより、ループは針内に収納された状態になり、縫合糸は針先端で把持された状態となります。
  • 片手でループ導入針の把持部を引き上げた状態で保持したまま、もう一方の手でループ導入心と縫合糸導入針のアダプタを同時にひとまとめに把持し、同時に体外に抜去します。
  • 完全に体外に縫合糸を引き上げたら、把持部を押し込み、縫合糸をループから抜き、体外に誘導された縫合糸を結紮し、腹壁と胃壁を固定します。

造設キット確認~ボタン本体の準備(5:24〜)

キット内容とサイズの確認(5:37〜)

  • 造設ボタンが入っているSTEP2造設ボタンキットを開封します。
  • キットから取り出したボタンとエクステンダーに表記されているサイズが、同じことを確認します。

ボタン本体の準備(5:46〜)

  • グリップスターを造設ボタンの対外固定具に装着します。
  • 伸展ロックさせたバンパー全体とダイレータを滅菌蒸留水、または生理食塩水により潤滑コーティングを活性化します。

皮膚切開と筋膜の剥離~ボタン留置

皮膚切開と筋膜の剥離(6:12〜)

  • 刺入点を中心に経皮的胃壁固定術を行った後、皮膚切開を行い、鉗子で鈍的に筋膜を剥離し、皮下組織を十分に拡張します。

本穿刺とガイドワイヤの挿入(6:24〜)

  • プラスチックカニューラ針を切開部から胃内まで穿刺します。
  • 先ほどの試験穿刺と同じ方向にてプラスチックカニューラの穿刺を行います。
  • 内視鏡にて胃内の胃壁固定部位の中心に穿刺されている事を確認します。
  • プラスチックカニューラ針の金属穿刺針を抜きます。
  • STEP1造設準備キットのトレーからガイドワイヤを取り出して、カニューラへ挿入します。
  • 内視鏡で確認しながら胃内へ10~15cm程度を目安にガイドワイヤを挿入します。その後、カニューラからガイドワイヤが抜けないように注意しながら抜去します。

ダイレータ挿入(7:14〜)

  • ダイレータ先端からガイドワイヤを通し、ガイドワイヤに沿わせてダイレータを押し込みます。
  • ダイレータに印刷されている外径表示を目安に拡張します。

ボタンの挿入(7:46〜)

  • エクステンダーの先端チップ孔に胃内に残したガイドワイヤの手元側を差し込み、ガイドワイヤに沿わせボタンⅡを胃内へと挿入していきます。
  • 内視鏡にて胃内バンパー部が胃内に留置されていることを確認します。

エクステンダー・ガイドワイヤ・グリップスター抜去(8:05〜)

  • エクステンダーを少し押し込んで、グリップスターからエクステンダーを外します。
  • ガイドワイヤとエクステンダーを一緒に抜去します。
  • 体外固定具からクリップスターをボタン本体から外します。

造設ボタン留置後の確認(8:21〜)

  • 体外固定具を持って、造設ボタンの回転および上下動が容易にできることを確認します。
  • 確認後、造設ボタンのキャップを閉めます。
  • ガーゼを体外固定具の下にはさみ、体外固定具を固定します。
  • 術後、医師の判断で瘻孔の完成を確認した後、胃壁固定している縫合糸を抜糸します。

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