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FAQ

Q

SCDを使用する際に注意すべき合併症とその予防法を教えてください。

A

SCD(IPC、間欠的空気圧迫法、フットポンプ)を使用する際に特に注意すべき合併症には次のようなものがあります。

 

    • ●MDRPU(医療関連機器圧迫創傷)

    • ●腓骨神経麻痺

    • ●コンパートメント症候群

 

それぞれの合併症を予防するために以下のようなポイントにご注意ください。

MDRPUを予防するための注意点

日本褥瘡学会から発刊されているMDRPUベストプラクティスによると、原因としては患者要因、機器要因、ケア要因があげられております。
装着時の注意点としては適切なサイズを選択することが重要です。
また、コネクターが下肢の下に入らないようにご注意ください。

MDRPUベストプラクティス 医療関連機器圧迫創傷の予防と管理 編集:一般社団法人日本褥瘡学会

腓骨神経麻痺を予防するための注意点

①外旋位に注意し、回旋中間位を取り、腓骨頭部への圧迫を避ける。
②手術中は特にドレープで下肢の観察ができにくいので、過度な圧迫がないか、十分に観察を術前に行う。
③高齢者・痩せている人で腓骨神経麻痺が発生しやすい為、危険性が強い場合は要注意とし、場合によってはストッキングや薬物療法で対応する。間欠的圧迫装置のスリーブを装着する場合は、きつく巻きすぎない・ゆるすぎない。(SCDの場合は指2本が入る程度)

コンパートメント症候群を予防するための注意点

①間欠的空気圧迫装置のスリーブを装着する場合は、きつく巻きすぎない・ゆるすぎない。(SCDの場合は指2本が入る程度)
②チューブはねじれていないか?屈曲していないか?はずれていないか?劣化していないか?を観察する。
③同じスリーブ・チューブを何度も使用していると劣化し、それによってねじれが生じるので何度も使用しない。スリーブはシングルペーシェントユースを遵守する。
(※チューブはシングルペーシェントユースではありません。)
④装着時に圧が下から上にかかっているか、加圧後にカフが開放されるか確認する。

※ご使用前に添付文書、取扱説明書必ずご参照ください。

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