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Column

臨床工学技士向け

医療機器中央管理とテクニカルトレーニング

今回は岩手医科大学附属病院 臨床工学部 泉田拓也技士⾧より中央管理のメリットや弊社のSCD700(DVT(深部静脈血栓症)予防用フットポンプ)テクニカルトレーニング受講後の中央管理の変化など、以下のポイントについてお話を伺いました。

  • コスト削減とダウンタイム削減
  • 適正台数の確保
  • 必要な患者さんへ適時に対応
  • CE全体の意識向上

院内にある医療機器をいつでも適正かつ安全に使用できるように使用後の点検や定期点検だけでなく、修理を行ったり、医療機器管理システムでデータベース化したりすることにより院内のどこで使用されているかまで確認できる医療機器中央管理を実施されているご施設が増えています。特に所有台数が多く、様々な部署で使用される頻度の高い医療機器は中央管理が必要な機器です。弊社のDVT予防用フットポンプ、経腸栄養用ポンプもそういった機器にあたります。
今回、医療機器を中央管理されている岩手医科大学附属病院 臨床工学部 泉田技士⾧へ中央管理のメリットや弊社のSCD700テクニカルトレーニング受講後は中央管理に変化があったのかなどお話を伺いました。

泉田技師長へのインタビュー

Q:弊社のSCD700テクニカルトレーニングを受講されたいと思ったきっかけ、経緯をご教示ください。

A:SCD700テクニカルトレーニングを受講した理由は、院内での点検実施率をアップさせて、点検に関するコストを削減したいという希望があったためです。

そうすることで予算に余裕ができ、機器更新の申請がしやすくなるからです(図1参照)。
また、今まで御社のサービスセンターへ保守点検を依頼していましたが、作業完了までに時間を要するためダウンタイムの削減をしたかったという点もあります。
また、保守点検を依頼していた時は所有台数の25%しか定期点検ができていませんでした。
しかし、SCD700テクニカルトレーニング受講後は85%までアップしました。
病院監査のため定期点検実施の実績が必要という背景もあります。


Q:岩手医科大学附属病院では約150台のSCD700を中央管理されていますが、どのような管理方法なのかご教示ください。

A:昨年までフットポンプに関しては各部署に定数配置(ベッド数に応じて配置)していました。
そのため普段より多くフットポンプが必要になった部署に貸し出しができなかったり、足りないことがありました。
また対象の患者がいない場合は機器も動かないため不動在庫が生じていました。
しかし、中央管理を開始してからは「1患者にフットポンプ1台」に変更することで不動在庫をなくすことができ、無駄な貸し出しがなくなりました。
また、返却された機器をCEがきちんと管理することでダウンタイムを少なくできたことがよかったです。
ダウンタイムの削減に関しては御社のテクニカルトレーニングがかなり役に立っています。


Q:SCD700のように保有台数の多い機器を中央管理するメリットはなんでしょうか?

A:中央管理することで使用されていない機器(倉庫で眠っている機器など)を管理することができます。
つまり、無駄がなく、適正な数で機器を使用できることがメリットです。


Q:逆にSCD700を中央管理をしないことのデメリットはなんでしょうか?

A:中央管理できていないことで機器の台数が足りず、本来であればリスクが高くフットポンプが必要となる患者にもサージカルストッキングで対応することがありました。
しかし、中央管理にしてからは機器を適正な台数で運用しているので患者にフットポンプを使用できるようになり、適切な予防対策が行えるようになりました(図2参照)。


Q:弊社のテクニカルトレーニングは中央管理のお役に立てていますでしょうか?

A:テクニカルトレーニング受講後は機器に対する理解が深まり、保守点検だけではなく、アラーム発生後も自分達で対応しようという姿勢に変化がありました。
それにより院内でパーツ交換も実施しており、コスト削減やダウンタイム削減に繋がっていますので、テクニカルトレーニングは中央管理をする上で役に立っています!

まとめ

泉田技士⾧のお話いかがでしたでしょうか?
医療機器を中央管理することで、まず、機器の適正な台数を把握し、運用することが可能になります。
また、CEさんご自身での点検することによりコスト削減、ダウンタイム削減や機器の更新時期の目安がわかり、より安全に適正に機器をご使用いただけます。
そして、何よりも患者が適切な予防対策を受けることができます。
現在、中央管理をされているご施設や、今後、中央管理をご予定のご施設で弊社のテクニカルトレーニングを受講されていない機種はありませんか?
これを機会にぜひご受講よろしくお願いいたします!

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