Case report ケースレポート
D-Care Vol.16
心臓血管外科におけるデジタルモニタリング機能付電動式低圧吸引器の使用経験
心臓血管外科での術後は、排液除去、虚脱した肺胞の再膨張、心タンポナーデ・縫合不全の予防のため、ドレナージが実施されます。
心臓血管外科でのドレナージ管理について、日本心臓血管外科学会近畿支部の「U-40 Surgical Skill Sharing – いまさら聞けない心臓血管外科基本手技 – 」にU-40(40歳以下)の幹事を対象にドレーン管理のアンケート調査※①を実施しておりますのでその結果をご紹介します。
ドレーンの太さは心嚢、・前縦郭・胸腔においては19Fr~24Frが多く用いられており、留置部位は心嚢が100%、前縦郭(胸骨下)が97.7%で、術式によりドレーン留置部位を変更するというのが25%という結果でした。
そして、その幹事の方々が所属されている病院の7.0%でポータブル低圧持続吸引システムが使用されていました。
その多くはデジタル式のデジタルモニタリング機能付電動式低圧持続吸引器(Digital Chest Drainage System、以下DCS)で、現在広く普及し始めています。
そこで今回は、心臓血管外科におけるDCS使用についてのケースレポートをご紹介いたします。
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リハビリにおけるDCSのメリット
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