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Case report

Chorusline Vol.46
PIカテーテルショートタイプの有用性について

血管系

CVカテーテル

新生児

Chorusline-ナースのベストプラクティス-

著者

北里大学医学部附属新世紀医療開発センター
先端医療領域開発部門 新生児集中治療学
中西 秀彦 先生

世界でもトップクラスの治療成績を誇る本邦の新生児医療において、輸液療法は、非常に重要なNICU管理の一つです。
実際にNICUの現場では、様々な児の状況、病態に応じて薬剤投与を行うわけですが、点滴構成内容だけでなく、投与の根幹となる輸液デバイスの選択も、時に児の治療経過を左右することがあると言っても過言ではありません。

PIカテーテルの対象児とは

PIカテーテルの種類

NICUでよく使用されるPIカテーテルには、大きく分けて、シングルルーメン(29G×20cm、29G×14cm)と、ダブルルーメン(27G×20cm)が知られています。
さらに当社が開発したSEC ONE COATTM PIカテーテルは、高い生態適合性を有する抗血栓性コーティング材料が施されたカテーテルであり、血栓の原因となる凝固因子系、血小板系、補体系を抑制し、血小板の粘着や血漿タンパク質の吸着を抑制することでカテーテル内側にできた血栓によるカテーテル閉塞を低減するだけでなく、補体活性化を抑制することでカテーテルに起因する炎症反応を低減させることや、結果的にCRBSIを低減させる可能性があることから、全国的にNICUに普及しつつあります。
また、上記サイズのカテーテルに加え、実際にはショートサイズPI(29G×8cm)の規格もあり、いくつかの施設で既に使用されてはいますが、まだ本邦のNICUでは、上記カテーテルほど広く知られてはいません。
当社内での調査では、PIカテーテルを使用している施設の内、ショートPIは12%程度の普及率でした(2020年1月時点)。

NICU入院児の背景

ショートPI(8cm)の有用性

ショートPI導入前後での関連合併症の変遷について

ショートPIの導入準備とその結果

導入前後のデータ比較

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